電波障害対策用アンテナ

 


電波障害対策用アンテナ(2号棟、右側)

電波対策用ブースター収納箱など

 コープ野村南流山弐番街の建設に際して近隣住宅に対して電波障害が発生することから、2号棟の屋上に電波障害対策用アンテナが設備され、2号棟の電気室の前のポールにブースター類を設備して、電柱を経由して近隣の当時、電波障害となる住宅にテレビの電波を送っています。
 ブースター類を収納するボックスの防水パッキングが経年変化で劣化し、内部に水が侵入して機器を破損させ、当マンションから電波を受けている住宅にご迷惑をかけ、また、管理組合として緊急に復旧させるために予定外の出費を強いられたことがありました。
 電波障害対策機器は管理組合の保守メンテナンスの対象として漏れやすいことから、注意する必要があります。2011年に地上デジタルに完全移行となりますが、それまでの間に同様の問題が発生しないように南流山弐番街ではパッキン類について予防保全を実施しました。
 なお、2008年に電波障害対策を行っている住宅近傍の道路上で地上デジタル波の計測を行い、現在、電波を送っている住宅は独自にUHFアンテナを立てることで地上デジタル波の受信が可能なことを確認しました。このため、当マンションの地上アナログ波を対象とした電波障害対策は、地上アナログ波の停波とともに役目を終える予定となっています。