|
【電気設備】
固定電話を取り巻く環境は1990年代から大きく変わりつつあり、近年は携帯電話で全て済ませて住居に固定電話を設備しない人も増加しつつあります。また、インターネットを利用した電話も普及し、テレビ電話など、昔だったら夢のようなことも現実となりました。 (1) 電話機・ファクシミリ 以前の電話機の接続はローゼットの部分で電話線をつなぐもので、電話機の交換には資格者の工事が必要でした。これがモジュラージャックとなって居住者が自由に電話機を交換できるようになりました。
(まだ、電話機がローゼット接続の場合はモジュラージャックへ交換することをお勧めします。この交換工事は最寄のNTTにご相談ください。)
図1 ドアホンアダプタによる電話機とのシステム化 (2) IP電話 インターネットを用いた電話は、電話会社選択サービスのマイラインに際してフュージョン・コミュニケーションズのIP電話で始まり、インターネットの常時接続サービスとブローロバンドの普及により、050IP電話の登場、コンピュータから通話ができるSkype(緊急電話に使用できないことからその使用に注意が必要)の登場、そしてNTTによる「ひかり電話」などの登場など、バリエーションを増やしています。Skypeでも実現されていますが、コンピュータにPCカメラを付ける事でWindows
Live メッセンジャー
などのアプリケーションプログラムを使うことで、コンピュータにPCカメラをつけた人同士でインターネットを介してテレビ電話が可能になっています。
|