網戸のメンテナンス

 

■ 網戸の網の色


 網戸の網に誤まって穴をあけるなど網の交換が必要な時があります。網戸の網には各色ありますが、私のお奨めはブラック。他色ですと、室内から室外を見た時に網の部分の反射で見難さを感じますが、ブラックですとこれが気にならず、室外が鮮明に見えます。


カメラの焦点を遠方に合わせて


カメラの焦点をメッシュに合わせて

 

■ 網戸の外し方

 
 網戸の掃除に際しての外し方を次に説明します。

【南面、北面(バルコニー)の網戸】

 網戸の取り外しには、プラスドライバー(No.2のサイズ)を用います。ビスが固くなっている場合があり、小さなドライバーではネジの頭の溝をつぶして空回りすることがありますので必ず最適サイズを使いようにします。

1. 部屋内から網戸のついている側のガラス戸を開けます。

2. 網戸の上部に図1の金具が2箇所ついています。それぞれの金具を留めている2本のビスを緩めます。ビスを外す必要はありません。金具が動く程度に緩めれば結構です。なお、少し、ビスが強く固定されていて緩めにくい場合もありますが、ビスのプラスの穴にあったドライバーを用いれば間違いなく緩みます。

図1 網戸上部の網戸固定金具

3. 金具を図2のようにビスがついている長穴に沿って下げます。

図2 網戸上部の網戸固定金具を下げた状態

4. 網戸を持って上にずらし、網戸の下側を外側に出すとアルミサッシのレールから網戸の下側が外れます。(図3の(1)、(2))

図3 網戸をアルミサッシ枠から外す方法

5. 網戸を下に下げ、網戸の上側のアルミサッシのレールから外します。(図3の(3))

6. 網戸をバルコニーの上に置いてから外へでて、網戸を掃除してから部屋内に取り込みます。

 

【北面開放廊下(4、6、8階)の網戸】

 北面の開放廊下の網戸は、面格子を外さないと網戸を部屋内に入れることができません。
 このため、まず、面格子の周囲を留めている4本のビスを部屋内から外します。面格子を留めているビスを外す順番は下側の2本を外してから、上の2本を外します。面格子とビスを落とさないように注意しましょう。ビスを緩めたら廊下側に出て手で面格子を支えながら最後のビスを外すのが安全です。
 その上で網戸を上記の「南面、北面(バルコニー)の網戸」と同様の手順で外します。

 

【東面、西面の網戸】

 東面、西面も北面の開放廊下の網戸と同様、面格子を外さないと網戸を部屋内に入れることができません。しかし、東面、西面の面格子はタイル面に外側からボルトで取りつけられているため、室内からは外すことができません。面格子は大規模改修工事に合わせて外すことになります。