デジスコに興味を持ち始めて,初めてOLYMPUS E-100RS (バッテリ込み672g)の存在を知りました。150万画素ですが,手ブレ機能付の35mmフィルム換算38-380mm相当の10倍ズームレンズ,1/10,000secのシャッター速度,そして最大15fpsでの連続撮影(プリキャプチャ機能付)が可能というハイスペック。デジタルカメラの性能は画素数だけではないことを改めて認識させられました。業務用として様々な画像関連の解析に使える性能と思います。
 テレコンバージョンレンズTCON-17(定価15,000円)をつけて35mmフィルム換算648mmの望遠レンズとして鳥や富士山の気軽な撮影に使っています。なお、野鳥をきれいに撮りたい場合はやはりデジスコとなります。(左の写真はTCON-17を取り付けた状態)
 オプションのマクロコンバージョンレンズにはMCON-40が紹介されていますが、手持ちにB-MACRO (OLYMPUS)があり、そのまま、使うことができました。

TCON-17をつけての撮影(リサイズ)

左の写真の部分(トリミングのみ)

TCON-17をつけての撮影(リサイズ)

 

【実験】

 

 上のカメラは既に市場から消えていますが、2003年現在、手ブレ補正機能内蔵の高倍率ズームレンズというとパナソニック LUMIX DMC-FZ10が(35mmフィルム換算35mm〜420mm、400万画素)があります。なお、テレコンバージョンレンズDMW-LTZ10(定価48,000円)は1.5倍で最大630mm相当になります。
 デジタル1眼レフですと、CANONには手ぶれ補正(IS)機構内蔵のレンズ群があり、例えばEOS 10D(CANON)ですとレンズの1.6倍の焦点距離になりますので400mmの望遠レンズが640mm相当となり、さらにエクステンダーを使って1.4倍、2倍に伸ばすことができます。使いやすさではデジスコよりデジタル1眼レフなのですが、重さ、価格もそれなりになります。
 E-100RSは安く入手したこともあり、WEB用として考えれば十分な画質といえることから使いつづけるつもりです。