『お困りの方の手助けの作法』の講習会の報告

南流山センター,平成17年3月12日


 

写真上左: 市身体障害者福祉センターの廣森永子さんによるわかりやいお話
写真上中: ユニバーサルデザインの各種の道具
写真上右: 南流山センターから南流山駅まで体験実習
写真左: 白内障体験めがね

 駅や街中でご高齢の方や障害のある方,また,妊婦さんの困られている姿をみかけ,「何かお手伝いしてあげたいのだけれど,どうしたらよいかわからないから」と,引っ込み思案になってしまうことがありますね。そこで地区社協として初めての試みでしたが,『お困りの方の手助けの作法』と題し,市身体障害者福祉センターの廣森永子さんに3月12日,南流山センターの講座室で講演をしていただきました。南流山小学校の児童も2人,講習会に出席してくれました。
 講演では,まず,さまざまな障害があること,バリアフリーの考え方,障害者をとりまく障壁(バリア)となているもの,そして目,耳,言語,四肢に障害のある方たちが街中でどのようなことで困っているかというお話を聞きました。次に私達がどのようにそのような方たちのお手伝いをしたらよいかのお話しを聞きました。
 続いて障害のある方だけでなく健常者にも使いやすいユニバーサルデザインをされた製品を実際に手に触れてみました。
 実体験では,まず,白内障の疑似体験めがねをかけて色々な色の風船や文字を見て,どのように見えるかを試してみました。そして南流山駅まで車椅子を使ってでかけ,車椅子の方が道路や駅でどのように困られているか体験してみました。特に駅の切符売り場で車椅子の方が自分だけでは切符を買えないことを知ったことは,大きな驚きでした。
 下記に講習会のため,廣森さんに用意していただいたテキストを了解を得てpdfファイルとしたものを掲載しました。テキストだけではわかりにくい部分もあるかと思いますが,また,そのような講習会がありましたら,是非,ご参加ください。

講習会のテキスト『街や駅などでお困りの方へのお手伝い』(210kB) 
ユニバーサルデザイン (「福祉だより」2003.9.15)(180kB)

 

流山市身体障害者福祉センターでのボランティア募集について

 「流山市身体障害者福祉センターは,お手伝いしていただけるボランティアの方を募集しています。体験だけでも結構です。体験してみたい方は事前にお電話ください。よろしくお願いします。」と廣森さんからご案内がありました。ご関心のある方,よろしくお願いします。

流山市身体障害者福祉センター(東深井福祉会館)[pdfファイル(90kB)]
〒270-0101流山市東深井498−30
電話 04(7155)3638
ファックス 04(7153)3437
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