食事から健康を

 

 健康で活力ある生活を送るためには下記の4項目を基本原則にした食事のとり方が大切といわれます。また、下記以外として、食べたものを消化するのに5時間くらいかかり、体の1日のサイクルの面から、朝食は7時くらいに、昼食は12時くらいに、そして夕食は午後5時から遅くとも7時くらいまでにとることがよいといわれます。

  1. 毎食とも栄養素の整った食事であること ( "Each meal perfect" )
  2. よくかんで、ゆっくりいただくこと (15分以上はかけたい)
  3. 先手必勝、後手必敗 (働く前に食べる)
  4. 睡眠あっての食事の効果であることを知ること(8時間の睡眠を確保したい)

 しかし、「朝は時間がないから簡単なもので、昼間は外食で、そして夕食にしっかりと食べる」という食生活は私を含めて多くの人の現状だと思います。しかし、今後の健康のことを考えると、「朝はしっかり食べるようにする」、「昼食などで外食した場合には野菜が不足しがちになるために食事の内容によって野菜類を注文するようにする」、「夕食を食べる時間が遅くならないようにし、かつ、食べ過ぎないようにする」などを可能なことから実行し、習慣化するのがよいと思います。
 このような「食事から健康づくり」について参考となるサイトは下記のリンク先を。

 

■ 栄養素のバランスのとれた食事の必要性

 「かっけ」という病気はビタミンB1の欠乏によっておきることはよく知られています。また、「少し体重が多いから」と食べ物の栄養バランスを考えずにカロリーだけ計算してダイエットし、体調をくずしてしまう事例も知られています。これらの例からもわかるように人間が健康に生活していくには必要な栄養をバランス良くとる(食事する)ことが基本となります。右の20年前出版のアール・ミンデル&リチャード・パスウォーター著『グッド・ヘルス・ガイド』(小学館、絶版)は様々な栄養素の働きとそれが欠乏した時に健康へ及ぼす影響がわかりやすく書かれた本でした。現在ではその後の研究により、栄養と健康問題の関係がより広範に解き明かされつつあり、食事以外の日常生活と健康の関係もわかりつつあります。
 テレビや週刊誌などから流される情報はその媒体としての特性から特定の食品や栄養素に片寄った「○○ブーム」といったものを生み出してしまいます。これには私達が「この記事(番組)はバランスよく栄養(食事)をとるのが前提にあって、その上で特定の食品や栄養素の特性・働きについて解説しているもの」という姿勢で内容を理解する必要があるようです。

 

■ 実際にやってみること

 平和台の「いろいろや ハーモニー」で栄養素のバランスのとれたお弁当が作られています。よい食事とはどのようなものか、目で見て味わってみられるのはどうでしょうか。
 下記に栄養学に関連するリンク先を紹介します。「ベストウェイト健康講座」の特集は「外食の上手なとり方」など、食事に際してのちょっとした心がけなどが紹介されていて気軽に読め、参考となります。
 まず、食事の買物の段階で、食卓の上に、あるいは冷蔵庫の中に野菜、肉など栄養素のバランスのとれた食材が入るように心がけるのがよいと思います。「朝食は準備の時間がないから・・・」ということでしたら、夕食の準備に際してサラダを朝食用として作って冷蔵庫にいれて準備しておくといったことはどうでしょうか? レタスなど冷えてシャキッとした食感も得られます。こんな風に工夫をすることで朝食の中味を豊かにすることも可能と思います。

 

【リンク】

【書籍】

 

三鷹のお店ですが・・・

 仕事で三鷹に行き、外食となった時に利用するのが「大戸屋」(TEL 0422-40-1070, 三鷹市下連雀3-33-1 吉野三十三番館2F。三鷹駅南口から歩いて5分弱、東急ストアの向かい側。営業時間10:00〜23:00)です。昔の定食屋さんを現代風にアレンジした感じで注文してから作ってくれるため、できたてのものが食べられます。栄養バランスにも気が配られていて、器も楽しめ、さらに値段も手ごろです。
 こんなお店が近くにあるとよいのですが・・・。