ボランティア活動

 

 福祉は知識として学ぶだけでは不十分で、やはり実践によって理解が深まるものと思います。

 

いきいきシニアの会の子供ボランティア

 南流山地区社協主催の「いきいきシニアの会」(以前、市主催で開催の地区敬老会に相当)では南流山小学校、南流山中学校の協力を得て、ボランティアを申し出てくれた小学生、中学生 が会の運営を手伝ってくれています。小学生の時にボランティアに参加し、中学生になっても継続して協力してくれる人もいて、うれしく思います。
 南流山地区社協では、ボランティア活動は難しいものではなく、「お手伝いしよう」と思えばできること を子供たちに学んでもらい、また、様々な年齢層の人と知り合うことを通して社会の一員となっていく実践の場としてもらえればと願っています。

 

大人のボランティア活動

 大人がボランティア活動する場合も身構える必要はjなく、「お手伝いしよう」でできると思います。ただ、「こういう内容ならば」と自身の対応範囲を決めて、ボランティア活動に参加 すると、「こんなボランティアならば・・」と考えてしまって長続きできないケースがあります。
 表1に組合せの例を示します。自身の持つ技術や知識を活かせるボランティア組織は多くはないのが実情で、根気よくそのような組織を捜して活動の場を見つけるか、あるいは自身の技術や知識に拘らずボランティアに取り組んでみてその中で新たなボランティアの喜びを見出すことがよいと思います。
 千葉県体験活動ボランティア活動支援センターでボランティアをしたい人とボランティアを求める人の情報交換がされていますので参考としてください。

表1 ボランティアしたい人とボランティア組織の組み合わせ

   ボランティアしたい人 ボランティア組織 備 考
1 自分の持つ技術や知識を活かしたい ボランティアしたい人の技術や知識を必要としている ボランティアしたい人の充足感を得られる可能性の高い組合せ。
2 自分の持つ技術や知識を活かしたい 人手を必要としている ボランティアしたい人は自分の技術や知識を活かせず、その面の充足感は得られない。ボランティアすることで喜んでくれる人たちの姿に喜びを見出すように考え方を変えることが有効。
3 ボランティアをしてみたい ボランティアしたい人の技術や知識を必要としている ボランティアをしてみたい人にボランティア組織側が必要とする技術や知識があれば1.と同様によい組み合わせとなる。そうでない場合は継続が難しい。
4 ボランティアをしてみたい 人手を必要としている 人手という面で割り切れればうまくいけばボランティアとして継続可能。ただし、より深くボランティアに関わりたいと思う人には不満足を感じるようになる場合がある。