インターネット

 2010年3月10日改訂版

 

 南流山弐番街で利用可能なインターネット常時接続サービスは、Bフレッツ(VDSL 100M、プラン2)、auひかり、各社のADSLサービスCATV(コアラネット)、そしてフレッツISDNです。
 各社のインターネットサービスに関する内容は随時、変わっていますので必ず、各社のWebサイトで最新情報を調べてご判断ください。 

フレッツ光

 2011年7月に「フレッツ光」対応の光配線工事が完了し、「フレッツ光ライト」、「フレッツ光ネクスト」(マンション・ハイスピードタイプ プラン2)が利用できるようになりました。Bフレッツから「フレッツ光ネクスト」に切り替える場合、一旦、「フレッツ光ライト」に切り替えてから、「フレッツ光ネクスト」に切り替えると工事費を節約できます。

 

Bフレッツ

 2004年7月にBフレッツ(VDSL 100M)の導入工事を行いました。
 一部の大手プロバイダのBフレッツ マンションタイプの価格改定が2007年にありましたので、その利用料を表1に示します。
 各住居でBフレッツを使用される場合、従来の電話からIP電話「ひかり電話」に切り換えると通信費用 が削減できます。ひかり電話のスタート時は1つの電話番号しか割り当てできませんでしたが、現在はダブルチャネルとマイナンバーのサービス の組み合わせで異なった番号の2台の電話機も使えます。
 CATVインターネットは「映像配信からインターネット接続へ」の流れですが、「インターネット接続から映像配信へ」がブロードバンド映像サービスです。詳細は「B FLET'S ブロードバンド映像サービス」をご覧ください。

表1 Bフレッツ(VDSL 100M, プラン2)のプロバイダの料金比較(2008年3月1日現在)

ASAHIネット @nifty OCN So-net au one net (旧:DION)
3,570円 4,095円 3,990円 3,938円 5,060円
  • BフレッツはVDSLモデルを含んだ料金(税込)。IP電話を使用する場合はIP電話対応機器利用料(VoIPアダプタ)の399円(税込)が別途必要。 (「カンタン料金シミュレーション」による。上記の他のプロバイダも調べられます)

 

auひかり

 2009年7月にひかりone(「auひかり」に2010年1月から改称)のマンションタイプV:VDSL方式の導入工事を行い、8月からBフレッツと同様にベストエフォート型として下り最大100Mbpsの通信が可能となりました。auの携帯電話を用いている場合、「auまとめトーク」を利用することで通話料金が安くなるメリットがあります。詳細はauひかりのWebサイトをご覧ください。

 

ADSL

 ADSLはアナログ電話回線の通話信号の利用していない周波数帯域を使ってデジタルデータを通信する技術で、公称の最高通信速度は高いですが、信号の減衰とノイズの影響などで速度が低下することから、実際の速度は導入しないとわかりません。 このため、電話回線の線路状況の調査は不可欠です。
 南流山地域は2001年6月からADSL会社、NTT東日本のフレッツADSLのサービス地域となりました。当時、WEBマスターの住処の電話番号で電話回線の線路状況 (http://www.ntt-east.co.jp/line-info/)を調べ ると、線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル)が4050m(距離的に(市役所近くの南流山電話交換センターと 推定)で伝送損失は44dBで、NTTからADSLの接続については保証できないといわれました。しかし、2004年、再び電話回線の線路状況を調べると線路距離長が530m、伝送損失は9dBとなっていま した。当マンション近くに無人収容設備があるのは知っているのですが、そちらに収容が変更されたようです。ADSL(50Mbps)のプランはBフレッツと月額費用が変わらないため、ADSLを 敢えて選択する理由はありませんが、12Mbpsのコースであれば(各住居の電話の線路状況を調べる必要がありますが)、Webマスターと同様に530m程度の距離 が得られれば速度低下も少なく、「使用頻度は低いが、インターネット接続環境は安価に準備しておきたい」という目的には割安のコースもあり、IP電話を 組み合わせれば遠距離の通話も安価となりますので検討の価値があります。(本文改定前の2007年8月時点よりADSL料金を値下げしたプロバイダがあり、このように書けるようになりました。)

表2 ADSLの比較(2008年3月1日現在) ・・・ 速度はベストエフォート

下り速度 ASAHIネット @nifty OCN So-net au one net (旧:DION) Yahoo! BB
50Mbps

3,878円

3,150円 3,150円 3,644円 3,969円 4,212円
12Mbps

2,000円

2,100円

2,415円 2,100円 2,908円(5M)

3,792円

  • ASAHIネットの50MbpsはADSLアッカコース、12MbpsはADSL超割プラスADSL(期間限定)。
  • @niftyの50MbpsADSLニュースタンダードコースと、12MbpsはADSLバリューコース
  • OCNの50MbpsはADSLセット50Mライト、12MbpsはADSL セット12Mシンプル。
  • So-netの50MbpsはADSL (ACCA) 50Mプラス、12MbpsはADSL (ACCA) 12Mとくとく。
  • au one net (旧:DION)の50MbpsはIP電話&ADSLレギュラーコース50(e)・8M(e)、12MbpsはIP電話&ADSLレギュラーコース5M(e)
  • Yahoo! BBの50Mbpsは50M 通常タイプ、12MbpsはYahoo! BB 12M 通常タイプ。

 

CATVインターネット

 当マンションは2001年4月にCATV化し、コアラテレビの「コアラねっと」が利用できるようになりました。 当時、ADSLの局舎との距離が上記のように4kmとされ、ブロードバンド接続はCATVしか選択肢がありませんでした。
 コアラテレビがJCNグループのJCNコアラ葛飾となった関係でJCNインターネットサービスとなり、プレミアム(ベストエフォート型 最大値下り30Mbps、上り2Mbps)、スタンダード(同下り8Mbps)、ライト(同下り2Mbps)のサービスが提供されています。月額基本料(税込 、プロバイダー料、ケーブルモデムレンタル料含む)は5,040円、3,990円、2,992円で す。ケーブルプラス電話のサービスもあり、税込みで1,396円追加となります。また、コアラテレビと同時利用で割引があります。(2008年3月現在)

 

フレッツISDN

 モデムを使って接続時間(=通話料金)を気にしながらパソコン通信やインターネット接続していた時代を考えると、フレッツISDNで定額で常時接続できるようになったのは大きな進歩でした。しかし、CATV、光ファイバを用いたBフレッツが当マンションで利用できるようになって、ブロードバンドへの対応が図られたことからフレッツISDNでインターネット接続する意味は速度・価格面 でなくなってしまいました。

 メモとしてフレッツISDNの導入手順の記載を次に残して置きます。
 フレッツISDNを利用するには、まず、アナログ電話(基本料金税込1,627.5円/月 (2級局))から,INS64(基本料金税込2,919円/月)に変更する必要があります。その上でフレッツISDNに申し込みます。アナログからINS64にする差額1,230円/月とフレッツISDNの料金2,940円(2005年4月現在)を合計すると税込みで4,231.5円/月となります。これに更にプロバイダの接続基本料(例えば出先での使用を考慮して2時間のダイヤルアップ料金を含んだso-netのぽけっとコースを選ぶと月額基本料は税込み525円)がかかります。
 ISDNは付加サービスの「i・ナンバー」(300円/月)で電話番号を追加でき、同時に通話に用いることもでき、電話を2台使うためにアナログ電話を2回線引くよりも電話料金を安くできますが、電話を2台が必要な場合にはIP電話も社会的に認知されてきたようですし、電話の数からISDN回線を勧める理由もなくなったようです。なお、特許の電子出願はISDN回線であることが必要なようで、この関係の仕事をする人には欠かせないようです。

 

【参考】